地下歩道に壁画出現 松戸の名所モチーフに 独の女性芸術家制作 アプリで動く仕掛けも

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松戸駅南側の地下歩道に壁画を描いたコロツィーさん=松戸市
松戸駅南側の地下歩道に壁画を描いたコロツィーさん=松戸市

 ドイツ出身のアーティスト、ナディーン・コロツィーさん(30)が、松戸駅南側の宮ノ越地下歩道に描いた壁画がお披露目された。テーマは「松戸探検」。市内の歴史的名所を訪れた際のイメージを元に描き、スマートフォンをかざすと壁画が画面上で動く仕掛けも用意。新旧の文化の融合を表現した。

 壁画の長さは片側約35メートル、両側で計70メートル。戸定邸や最後の将軍徳川慶喜の弟で戸定邸の主だった徳川昭武、松戸神社の四神(青竜、白虎、朱雀、玄武)などをモチーフに水性塗料でイラストを描いた。

 イラストが動いたり立体的に見えたりする壁画は、nadine kolozieyと検索してアプリをダウンロードし鑑賞する。

 コロツィーさんは、松戸市の団体が海外芸術家を招くプログラムで今春来日。市内の昭和の杜博物館の外壁にイラストを描いた。今回は松戸駅周辺の町会、自治会で構成する松戸まちづくり会議(堀尾真誠会長)が「市民に親しまれる壁画を描いてもらおう」と招待。11月15日から市内に滞在し制作に取り組み、26日にお披露目した。

 コロツィーさんは「古いものと新しいものの融合は面白い。地下歩道を人々はせわしく行き交うが、落ち着いて市の良いところを見つけてほしい」と話している。