貴重な機関庫公開へ 小湊鉄道で選定記念 ちば文化資産

  • LINEで送る

普段は立ち入れない五井機関区機関庫などが一般公開される=市原市
普段は立ち入れない五井機関区機関庫などが一般公開される=市原市

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、千葉県が発表した「ちば文化資産」の一つに「小湊鉄道とその沿線の景観」が選ばれたことを受け、小湊鉄道(市原市、石川晋平社長)は15、22、29の各日、非公開の五井機関区機関庫の見学など特別な体験ができる記念イベントを開催する。

 同資産の選定は、本県の文化の魅力を広く発信するための取り組み。県民投票などを経て111件が選ばれた。同社は大正・昭和の鉄道輸送の歴史を物語る施設群を保有しており、それらが沿線の田園風景に溶け込み、穏やかな景観を構成していると評価された。

 当日は午前8時半、同社大会議室に集まり、国登録有形文化財に登録された五井機関区機関庫・鍛冶小屋を見学。里山トロッコ列車で五井駅ホームに向かう出区体験に続き、通常の運転区間とは異なる五井-上総牛久駅間での片道体験乗車が楽しめる。

 同社は「ヒトと文化を運んできた里おこしの歴史の一端をご覧いただけたら」と参加を呼び掛けている。

 小湊鉄道100年記念誌と里山トロッコ列車運行開始記念乗車券付きで2100円。1日フリー乗車券などがない場合は五井-上総牛久駅間の運賃が必要。先着30人。申し込みは里山トロッコ専用ダイヤル(電話)0436(23)5584。