2018年9月2日 05:00 | 無料公開

クジャクの動きを表現したダンスなど多彩なプログラムが会場を沸かせた=1日、山武市

料理の屋台では、スパイシーな味付けの卵や鶏肉が人気を集めた

本場の僧侶の祈とうを受け、幸運の印の白い糸を手首に巻いてもらう来場者=1日、山武市
2020年東京五輪でスリランカのホストタウンになっている山武市の成東文化会館のぎくプラザホールで1日、同国をテーマにした「スリランカフェスティバルinさんむ2018」(さんむグローバルセンター主催)が開幕した。郷土料理や特産品などのブースが出店したほか、この日のために来日した歌手やダンサーの舞台もあり、多くの来場者が同国文化と身近に触れた。きょう2日も開催する。
五輪を2年後に控えた交流事業の一環で、市民に同国への親しみを深めてもらおうと初めて開催された。
会場の前庭には各種ブースがずらり。特産品の宝石や紅茶の販売や伝統医療アーユルヴェーダの体験のほか、米や卵、鶏肉などをスパイシーに味付けした郷土料理を出すレストランの屋台も人気を集めた。
同国の仏教遺跡のミニチュアの前では本場の僧侶に祈とうしてもらえるコーナーもあり、多くの市民が興味深そうに参加していた。
ホール内では伝統芸能の公演が行われ、きらびやかな衣装に身を包んだダンサーはエキゾチックなリズムに体を揺らしながら観客を魅了。男女2人組の歌手は雄大な自然や民話などをテーマに美声を響かせた。
時間は午前9時半~正午。入場無料。問い合わせは同センター事務局(電話)0475(80)1633。