小惑星「Funabashi」命名 JSGA発見、市の天文教育評価 29日に記念イベントも

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小惑星「Funabashi」の軌道図(船橋市提供)
小惑星「Funabashi」の軌道図(船橋市提供)
IAUの認定書を松戸市長(右)に手渡す白井理事長=船橋市役所
IAUの認定書を松戸市長(右)に手渡す白井理事長=船橋市役所

 国際天文学連合(IAU、本部・パリ)が、地球から約1億3千万キロ離れた小惑星を「Funabashi(船橋)」と命名することを正式に認定した。小惑星を発見し命名を申請したNPO法人「日本スペースガード協会(JSGA)」が8月30日、船橋市に認定書を贈呈。同市は命名記念イベントを今月29日に市総合教育センタープラネタリウム館で開く。

 JSGAが、2015年に市内で開かれた小惑星探査体験活動など天文教育を評価。17年4月にIAUに命名の申請をしていた。「Funabashi」は、00年11月22日に発見された小惑星25892番。火星と木星間の小惑星帯にあり、太陽の周りを約2年8カ月かけて公転。直径は約2・4キロから5・4キロと推定される。明るさは18等級。

 現在は、みなみのかんむり座の位置にあるが、肉眼で確認できる最微光星の6万分の1の明るさしかなく市販の望遠鏡では見ることはできない。

 市役所で行われた命名伝達式では、白井正明JSGA理事長からIAUの認定書が松戸徹市長に手渡された。松戸市長は「船橋の名を永遠に宇宙に残すことができた。命名を星や科学好きの子どもが育つ大きなきっかけにしたい」と感謝の言葉を述べた。

 29日に行われる記念イベント「スターライトinフナバシ」では、JSGAの浅見敦夫さんによる記念講演、市立船橋高校吹奏楽部による特別演奏、プラネタリウム特別投影などが行われる。

 参加無料で定員は200人(要事前申し込み)。問い合わせはプラネタリウム館(電話)047(422)7732。