猛暑吹き飛ぶ恐怖体験 柏のジム企画、盛況 1日限定「お化け屋敷」

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プールサイドで来場客に襲い掛かる、浴衣姿のお化け役スタッフ(左)=柏市の「メガロスクロス柏24店」
プールサイドで来場客に襲い掛かる、浴衣姿のお化け役スタッフ(左)=柏市の「メガロスクロス柏24店」
子どもたちとハイタッチする元NBAのロバート・サクレ選手(右)とライアン・ケリー選手
子どもたちとハイタッチする元NBAのロバート・サクレ選手(右)とライアン・ケリー選手

 地域の子どもたちに夏休みの思い出をつくってもらおうと、柏市のスポーツジム「メガロスクロス柏24店」が、1日限定のお化け屋敷に変身した。親子連れなど大勢の来場客が訪れ、背筋も凍るつかの間の恐怖体験を楽しんだ。

 休館日を活用した企画で、同ジムに通っていない地域住民との交流や、子どもにスポーツへの親しみを深めてもらうのが狙い。全国展開のメガロス計46店舗のうち、柏店のみで実施している。

 「メガロス恐怖店」と名付けたお化け屋敷は、日が傾き始めた夕方にオープン。ジム、プールなど約3300平方メートルの広大な施設を廃虚に見立て、不気味な物音やトレーニング器具を使った装飾で演出した。特殊メークを施し、幽霊に扮(ふん)したスタッフが突然顔を出したり、追い掛けたりしながら来場客を驚かせると、館内には悲鳴や泣き声がこだました。

 1人でお化け屋敷に挑戦した流山市立長崎小学校4年、吉川綱祐君(10)は「ロッカールームで突然お化けが出てきて怖かったけど、楽しかった」と満足げ。ダンベルでトレーニング中の幽霊役を務めたインストラクターの小坂仁美さん(26)は「日頃のスタジオレッスンで声を張るのは慣れている。大きな声で子どもたちが驚いてくれるのがうれしい」とはにかんだ。

 また、当日はともに元NBA選手で、東京・渋谷を拠点に活動するバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」所属のロバート・サクレ(29)、ライアン・ケリー(27)両選手との交流イベントも開催した。現在2人は柏市在住。子どもたちとのミニゲームや圧巻のフリースロー対決を披露し、会場を盛り上げた。

 同ジムの担当者によると、フィットネスクラブ業界では近年、施設を利活用した地域貢献活動が拡大しているといい、「柏は町会や住民同士の交流が活発。地域に根付き、親しまれる施設にしていきたい」と話した。