成田空港のエコ学ぶ 滑走路脇で騒音測定も 小学生見学・体験ツアー

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担当者からフライト・シミュレーターの説明を受ける児童=芝山町のNCA乗員訓練センター
担当者からフライト・シミュレーターの説明を受ける児童=芝山町のNCA乗員訓練センター

 成田空港の環境への取り組みを探る「成田空港エコキッズ・クラブ2018」の第1回エコツアーが、同空港などで開催され、小学生が滑走路脇での騒音測定体験や乗員訓練センターなど、普段見ることのできない施設を見学。二酸化炭素(CO2)を削減する取り組みなどを学んだ。

 本年のツアーには142人の応募があり、抽選の結果、千葉県内外の小学5・6年生の第14期生55人が参加した。この日は成田国際空港会社(NAA)本社で自己紹介などを行ってお互いにコミュニケーションを深めた後、2班に分かれてバスで各施設へと出発。1班は、車内でのクイズを楽しみながら、芝山町岩山の日本貨物航空(NCA)乗員訓練センターへと移動し、成田空港地区では初となるフル・フライト・シミュレーター(FFS)を見学。同社が運航する貨物専用機や緊急脱出装置、自然光をふんだんに取り入れた「エコハンガー」などについての理解を深めた。

 昼食後はGPU(地上動力設備)の航空機への電力・空調供給作業を見学し、飛行機内がエンジンを止めても涼しい理由を体感。滑走路脇での迫力の騒音測定にも挑んだ。

 フライト・シミュレーターについて学んだ江東区立豊洲北小5年、越間一惺君(11)は「操縦席はボタンがいっぱいで、もし本当に座ったら、ドキドキすると思う」と、興奮気味に話した。

 今後は10月に自然観察教室など、来年3月にターミナルエコ探検などが行われる予定。