「サル目撃」相次ぐ 千葉市内移動か、注意喚起 千葉市中央区、若葉区

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 千葉市中央区と若葉区でサルの目撃情報が相次いでいる。今月4日から10日昼までに15カ所以上で、その姿を市民が確認。市の担当者は「職員が見ていないので断言はできない」と慎重に前置きしつつ「同じサルが市内を移動しているのではないか。見つけても近寄らないで」と注意を呼び掛けた。

 市によると、最初の目撃は4日午後の中央区大森町付近。その後、京葉道路沿線で続き、6日からは若葉区内に移った。人への被害は報告されていない。情報のたびに市職員が捕獲道具を持って現場に駆け付けているが、いまだサルとは遭遇できていないという。徐々に田園地帯に近づいていることから、そろそろ山に帰るのかとの推測もあるが、同担当者は「サルのことなので分からない」。

 野生のサルはいない市。市内を放浪するサルはどこから来たのか。3日午前、市に隣接する市原市潤井戸で目撃があったことから、このサルが流れてきたとの説が有力だ。

 猛暑あり、台風ありと人間にとっても厳しかったこの1週間。市動物公園の担当者は「サルは暑さに強く、雨が降れば軒下や木陰で雨宿りをする。木の実などがあるので街中でも餌に困らないと思う」と話す。

 通常は群れで暮らすサルだが、若い雄は別の群れに移る習性がある。同担当者は「千葉市内に出没しているのは別の群れへ移動中だったサルではないか。気持ちが高ぶっている可能性がるので、見つけても絶対に近づかないでほしい。刺激を与えることも厳禁。餌をやったりもしないで」と注意を促した。