「いじめあった」と認定 館山中2自殺第三者委員会 9月に報告書提出

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 館山市で2008年9月に当時中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、自殺といじめの関連を調べる第三者委員会が30日、館山市内で開かれ、報告書を9月10日までにまとめる方針を決めた。大野精一委員長は「合理的推論からすると、いじめを認定せざるを得ない」としており、再発防止に向けた提言を盛り込む。

 委員会はこれまで、男子生徒が通っていた小中学校の教職員や当時の市教育委員会関係者らへの聞き取りのほか、元生徒へのアンケート調査を実施。直接いじめを見た人にたどりつけなかったものの、いじめがあったと推論できるとした。

 報告書は、委員1人が論点を明確にしながら意見集約して作成する。9月10日の委員会で最終確認した上で金丸謙一市長に提出。金丸市長から男子生徒の父親(63)に渡す。

 大野委員長は「行政や教育委員会、学校に必要な対応についてどう記載していくか議論する」と話した。