開通前の外環道快走 サイクルイベントに1600人 松戸-市川

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外環道を自転車で走る「GAIKANサイクリング」で、松戸インターをスタートする参加者=12日午前、松戸市矢切

 来月2日に開通する東京外かく環状道路(外環道)の千葉県内区間(松戸市小山-市川市高谷)を一足早く自転車で走るイベント「GAIKANサイクリング」(千葉日報社主催、松戸市、市川市後援)が12日開かれた。青空の下、小学生から上級者まで約1600人が真新しい路面を快走した。

 同道路は、三郷南インターチェンジ(IC)=埼玉県三郷市=と、高谷ジャンクション(JCT)=市川市=間(15・5キロ)が6月2日に開通する。イベントは開通前の道路を走る貴重な機会。小学生から上級者まで約1600人が年齢や体力別に三つのクラスに分かれ、松戸IC(松戸市)と高谷JCTを往復する約20キロのコースを楽しんだ。

 発着点の松戸ICには、地下の本線上に、空気で膨らませたアーチ状の仮設ゲートが設置された。午前10時半からカテゴリー別にスタート。カラフルなスポーツウエアやヘルメットを身に着けた参加者がロードタイプやジュニアサイクル、ママチャリなどの「愛車」に乗り込み、真新しい路面を快走した。外環道の本県区間の多くは半地下構造のため、多くの自転車がライトを点灯させていた。

 父の知人ら6人で参加した富津市竹岡、小学4年、石崎康生君(9)は「一度だけのチャンスなので参加した。道路は走りやすかった」と満足そう。船橋市の会社員、高橋仁さん(42)は「景色も絵になるし、二度とないことなので子どもと一緒に走れて良い思い出になった」と感想。娘で小学4年の明莉さん(9)は「坂のところがつらかったけど道がするするしていて走りやすかった」と話した。

 松戸IC開通を祝うプレイベントも開催。トンネルの天井を光や音響などで幻想的な空間に演出する「未来トンネル」や、スーパーカーの展示、ラグビー体験などが行われ、親子連れでにぎわった。

 折り返し地点の高谷JCTに設けられたエイドステーションでは、パンや水などが配られ、到着した参加者が休憩がてら小腹を満たした。

 ゲストの元F1レーサーで、全日本実業団自転車競技連盟理事長の片山右京さんは、実際に自転車でエイドステーションまで来てトークショー。「今日は本当に一生に一度の機会。今ここにいる人は特別なチャンスに恵まれた人たち。次にここを車で走る時に今日のことを思い出したりできますからね」と話し、参加者と思い出を共有。写真撮影にも気さくに応じ、イベントを盛り上げた。