忠敬銅像20日披露 香取、没後200年記念 建設費、募金で集める

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銅像の完成イメージ(香取市提供)
銅像の完成イメージ(香取市提供)

 香取市ゆかりの偉人、伊能忠敬(1745~1818年)の没後200年を記念し、JR佐原駅の南口ロータリーで建立中の忠敬の銅像が20日、お披露目される。建設費は市内の有志でつくる建立委員会が2016年10月から、募金で集めていた。一時は金額が伸び悩んだが、メディアの紹介や企業間の口コミなどで目標を達成した。

 忠敬は江戸時代の測量家。現在の九十九里町で生まれ、伊能家当主として同市佐原で活躍した。隠居後に測量を開始し、実測による日本地図を初めて作った。

 銅像建立は偉大な功績を後世に伝えるため。建立委事務局の市企画政策課によると、建設費の目標額は2400万円。しかし、募金開始から9カ月が経過した昨年7月中旬時点で約870万円にとどまっていた。法人への呼び掛けを強化したことで、同年9月末には約2100万円に拡大。最終的には、市が設けた返礼なしの「ふるさと納税」の銅像建立のメニューと合わせ、2910万8082円が集まった。

 設計費を含めた銅像制作費は約2625万円だった。余剰金は忠敬を顕彰する事業に使用するという。

 台座を含めて高さ4・3メートルあり、デザインは同市出身の彫刻家、木内禮智氏が担当した。筆と測量野帳の仕事道具を手にした立ち姿となり、忠敬が北極星を頼りに測量していたことから、銅像の正面を北側にする。

 忠敬の銅像は、同市では佐原公園などに続き4カ所目。同課は「市の玄関口の佐原駅前にできるので、ランドマークとなってくれれば」と期待している。

 除幕式は午前9時15分から。見学自由。問い合わせは同課(電話)0478(50)1206。