子の表情愛らしく 人形作家・早野さん、232体一堂に 地元市川で個展 3月25日まで

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愛らしい表情の人形が並ぶ「早野たづ子展」=市川市真間の芳澤ガーデンギャラリー

 市川市在住の人形作家・早野たづ子さん(90)の個展「やさしいきもちに会いたくて」が25日まで、同市真間の芳澤ガーデンギャラリーで開かれている。子や孫の姿を愛らしく、生き生きと写し出した人形たちは、来場者の心をひとときホッとさせる温かみを持っている。

 早野さんは1954年に長女をモデルに人形作りを始め、一時中断するも孫の誕生を機に再開し、これまでに300体以上の人形を作ってきた。今回はそのうち232体の人形を一堂に展示した。

 会場はガラスケースのないオープンスペースで、来場者は人形たちの細やかな表情を間近で見ることができる。犬を抱きかかえるうれしそうな表情やシャボン玉を飛ばそうとする一生懸命なしぐさ、恐竜と遊ぶ子どもたちの様子まで多彩な姿を活写している。

 市内から訪れた主婦(79)は「表情がすごくよくできていてびっくりした。どれもとても愛らしい」と笑みがこぼれていた。

 会場では早野さんの制作風景などをまとめた45分の映像を流しているほか、17日午後2時からはバイオリンとピアノによるコンサートも予定される。

 JR市川駅か京成市川真間駅が最寄り。開館は午前9時半~午後4時半(最終入館は4時)、月曜休館。入館料は一般300円。問い合わせは(電話)047(374)7687。