里山団体と受賞祝う 小湊鉄道にグッドデザイン 市原

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南市原里山連合にグッドデザイン賞の表彰状を手渡し、拍手を送る小湊鉄道の石川社長(左)=市原市徳氏の旧里見小学校
南市原里山連合にグッドデザイン賞の表彰状を手渡し、拍手を送る小湊鉄道の石川社長(左)=市原市徳氏の旧里見小学校

 地域を挙げた里おこし活動に優れたデザイン思想があるとして、市原市の小湊鉄道(石川晋平社長)が本年度のグッドデザイン賞に輝いたことに伴う祝賀会が同市徳氏の旧里見小学校で開かれ、同社や里山保全団体の関係者ら約150人が受賞を祝った。

 祝賀会は、複数の里山保全団体による「南市原里山連合」の会合と同時開催された。石川社長は冒頭、同社の創立100周年など今年の出来事を挙げ、同賞については「形式上、小湊鉄道がいただいたが、これは皆さんとの共同受賞」と謝意を表した。

 里山保全団体の代表者らは石川社長から同賞の表彰状を受け取り、和やかな雰囲気の中で歓談。小出譲治市長は「全ては地域を思う皆さまの活動のたまもの」と述べ、同じくあいさつに立った地元選出議員らも全員でつかんだ同賞の受賞に喜びを爆発させた。

 同賞は日本デザイン振興会の主催事業。約10年前から地域住民と沿線の景観整備を行う同社は、自然と人の暮らしが共にあるとの考えを示し、「暮らしの中にある鉄道の風景の質を高めていこうとするデザイン思想が優れている」との評価を受けた。