復興植樹でクロマツ 津波被害の海岸、防風林再生 山武 【3.11 大震災ちば6年】

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クロマツを植える参加者=山武市(同市提供)

 東日本大震災で津波被害を受けた山武市の蓮沼殿下海岸で、地域住民が砂浜にクロマツを植える「復興植樹祭」が開かれた。

 市内外から集まった親子連れら230人の参加者は数十センチに育った苗木の根元に1本ずつ丁寧に砂を掛け、防風林の再生を祈った。

 同市生涯学習課によると、同海岸は津波により防風林などの景観が破壊された。植樹は例年、震災のあった3月11日の前後に開かれており4回目。今回は約2千平方メートルの区画に病害虫に強い抵抗性のクロマツ2千本を植えた。

 同課担当者は「特に子どもたちは地域の復興に携わる気持ちが強まったのでは。自分が松を植えた土地に愛着を深めてほしい」などと話した。

 植樹は「さんむスプリングフェスタ」の一環。1・5~5キロのコースの完走者にイチゴが振る舞われる「いちごジョギング」も近くで同時開催され、多くの参加者でにぎわった。