2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

ポテト料理一筋27年 色や香り異なる品種駆使 LampLightじゃがいも(市川市) オーナー・苫米地正人さん(58) 【個性派ショップ営業中】(7)

 男爵、メークイン、北あかり、インカのめざめ、インカのひとみ、マチルダ、デストロイヤー、ノーザンルビー、シャドークイーン-。「これだけ多くの品種のジャガイモを食べられる店は珍しい」と自負する。

 店の貯蔵庫には、多い時期で北海道の契約農家などから仕入れた20品種以上のジャガイモをストック。メニューにはグラタン、コロッケ、ポトフなど、ジャガイモが主役の料理が並ぶ。

 料理を提供する際は、どの品種のジャガイモなのか、客がひと目で分かるよう特製の名札を添える。煮崩れのしやすさや糖分の多さなどによって料理に使い分けるのはもちろん、同じ料理でも「そのお客さんが注文したほかの料理で使っていない品種を使う」といった具合に臨機応変。

 「しょせんジャガイモ、されどジャガイモ。品種によって色や香り、甘みが違う。食べたことのないジャガイモを提供し、食べ比べを楽しんでもらいたい」。そんな思いが細かい気配りに表れている。

 青森県生まれで、千葉市育ち。高校卒業後、「社会勉強」のため南米を約3年間旅し、スペイン語を習得した。帰国後、都内のレストランで通訳を兼ねて働き始めたのが、料理人を志したきっかけだ。「いつか自分の店を持つ」という目標を胸に、都内のフランス料理店などで約10年間修行を積み1990年、32歳で現在の店を構えた。

 「普通のフレンチではなく、食材に特化した特徴のある店を出したい」。そこで思い付いたのがジャガイモ。開店以来ジャガイモ一筋で27年目を迎えた。「シンプルな素材だから、しょうゆ、ホワイトソース、トマトソースなどどんな味付け、調理方法にも対応できる。老若男女誰でも食べられる」と、絶大な信頼を置く。

 ◆お店情報◆

 ▽営業時間ランチ午前11時半~午後2時半、ディナー午後5時半~11時。不定休(ランチは日・祝日休業)

 ▽所在地市川市八幡2-16-19かぶら木ビル1階

 ▽問い合わせは同店、電話047(334)9016。


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