沈まぬ太陽 研修の場、DVD貸し出しも 千葉市教育会館(美浜区) 【ロケ地を訪ねて】

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 山崎豊子さん原作の同名小説を映画化。日本が経済大国へと上り詰めていく時代に、組織に翻弄(ほんろう)されながらも、信念を貫く航空会社社員の生き様を描いた。昨年10月に公開され、第33回日本アカデミー賞の作品賞などに輝いた。

 ロケは、会社再建に取り組んだ会長(石坂浩二さん)が、社員を前に離任のあいさつをするシーン。羽田空港のオペレーションセンターという設定で同館1階大ホールを使った。

 立ち会った同館女性職員は「エキストラも大勢参加、スケールの大きさに驚いた」。封切り後、さっそく映画館に足を運び再度びっくり。1日かけて撮影したシーンが作品ではわずか1分足らず。「映画制作にお金がかかるのは当然」と実感した。

 それでも「見る人が見れば、分かる」と女性職員は納得顔。同館ではDVD貸し出しも行っており「発売されたら『沈まぬ太陽』もぜひメニューに加えたい」。

 赤れんがの外観が重厚な雰囲気を醸し出す3階建ての同館は1981年オープン。市校長会、教頭会、教職員組合などが事務所を置き、先生たちの研修、会議会場として活用されるケースが多い。各種講座を開くほか、住民利用も受け付けている。

 【所在地】美浜区高浜3の1の3。お問い合わせは代表電話043(277)7111

 【交通】JR京葉線稲毛海岸駅から徒歩約15分、またはバス「美浜線高浜車庫行き」「アクアリンク線アクアリンクちば行き」「高洲線」で「稲毛高校」下車、徒歩3分。総武線稲毛駅からバス「高洲線」で「稲毛高校」下車、徒歩3分。