工場夜景 新たな魅力に 観光化へ「サミット」加盟 千葉市

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 千葉市は、工場の明かりがつくり出す夜景を観光資源として考える都市が集まり、地域振興や情報発信で連携する「全国工場夜景サミット」に加盟した。夜の千葉港に浮かび上がる工場群の姿を千葉の新たな魅力としてPRし、夜景を見るために宿泊する滞在型観光の創出につなげたい考えだ。

 同サミットは2010年度に北海道室蘭市と川崎市、北九州市、三重県四日市市の4都市の連携で始まり、毎年サミットを開催。千葉市は第5回からオブザーバー参加し、今月17日に静岡県富士市で開かれた第7回サミットで8番目の工場夜景都市として加盟が認められた。県内市町村では初めて。

 千葉市観光プロモーション課によると、千葉港周辺の工場夜景はアクセスの良さが利点。高さ113メートルにある展望室からの眺望が日本夜景遺産に認定された千葉ポートタワーや、70分間かけ港内を巡る夜景クルーズの発着場所までは、JR京葉線千葉みなと駅から徒歩圏内。「夜景を上からも海からも見られる」と同課。ナトリウムランプの淡いオレンジ色が多いことが千葉の特徴だという。

 夜景観賞は夜だけのため、同課は夜景をPRすることで市内に宿泊する観光客の増加を期待。「工場夜景を滞在型観光の一つのコンテンツとして育てていきたい」とし、民間事業者と連携して夜景巡りツアーなどの仕掛け作りに力を入れていく。