琴奨菊関がバンク疾走 選手と合同トレーニング 綱とりへ「スタミナつくる」 千葉競輪場

 大相撲初場所で幕内初優勝を果たし、横綱昇進を目指す大関・琴奨菊関(佐渡ケ嶽部屋)が4日、千葉競輪場(千葉市中央区弁天)を訪れ、日本競輪選手会千葉支部と合同トレーニングを行った。大関はバンクを自転車で走ったり、タイヤを投げる練習で汗を流した。

 琴奨菊関のトレーナーと選手会に親交があり、先月初めて合同練習を行い、今回は2回目。関脇・嘉風関と日本競輪学校の試験に合格した陸上ハンマー投げの野口裕史さんらも参加した。

 地元住民が待つ観客席に琴奨菊関が登場すると、大きな拍手が起こり「優勝おめでとう」の声が掛けられた。フィールドに入った大関は、市公営事業事務所の大堀嘉昭所長から花束を受け取った。

 琴奨菊関は持久力向上のため、マウンテンバイクでバンクを6周(3千メートル)。タイヤを投げるトレーニングでは、全身を使って放り投げ、体幹を鍛えた。トレーニング用の自転車に乗り、回転数を維持しながら千メートル相当を走る練習では、見事に条件をクリア。選手会千葉支部長の篠田宗克さんは「普通はスピードが落ちるが大関は落ちなかった。恐れ入った」と驚いていた。

 琴奨菊関は練習後、充実した表情を浮かべ「場所中15日間持つスタミナと体の軸をつくるためにやっている。違う競技の練習を取り入れることは相撲にも生かされる」と、綱とりに向け意気込んだ。


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