子規が詠んだ四街道の魅力とは? 市民有志が企画展 6日まで

 俳人・正岡子規が約120年前に詠んだ句や資料などをもとに、四街道の歴史や魅力に触れる企画展「第2回鉄道と歴史展正岡子規が詠んだ四ツ街道」が5、6日、四街道市の市文化センターで開かれる。

 主催は、市民有志がことし発足させた「鉄道を通して四街道の歴史を学ぶ会」(会員20人)。総武鉄道(現総武本線)市川-佐倉間が1894年7月20日に開通し、12月9日に四街道駅が開業。同月下旬には、正岡子規が総武鉄道を利用し東京の自宅から佐倉を訪れたとされる。

 同会によると、旅の道中で計20句を残し、そのうちの1句「棒杭や 四ツ街道の 冬木立」は当時の四街道を詠んだ作品。現在の四街道駅北口広場には、正岡子規の句碑も建立されている=写真、同会提供。

 会場では、正岡子規の足跡をたどった資料など約200点を展示。戦後に行われた四街道開拓にまつわる資料や、昭和30年代の乗車券、鉄道部品、画家・西岡とし子さんの孔版画なども含まれ、まちの歩みや魅力にも触れる。同会の工藤博孝代表(75)は「正岡子規が四街道にゆかりがあることを知っている人は意外と少ない。市民が四街道に愛着を持つきっかけになってもらえれば」と話している。

 開場時間は午前10時~午後5時。問い合わせは同会の工藤さん、電話090(4388)3643。


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