「巣立ちまで見守る」 3年連続、庭先にフクロウ親子 銚子の床枝さん方

巣穴(右上)が作られた自宅庭先のシイの木を見上げる床枝夫妻=銚子市長山町
巣穴(右上)が作られた自宅庭先のシイの木を見上げる床枝夫妻=銚子市長山町
シイの木に作られた巣穴。ひな2羽が確認できる(3日撮影)
シイの木に作られた巣穴。ひな2羽が確認できる(3日撮影)

 銚子市長山町の農業、床枝修さん(67)方で、庭先のシイの木に今年もフクロウが巣を作り、ひなが生まれた。この木でフクロウが子育てをするのは3年連続。床枝さんは「また来てくれて本当にうれしい」と、フクロウ親子を見守っている。

 床枝さんによると、ひなはアオバズクとみられ、3羽が木に空いた巣穴で身を寄せ合っている。体は白色でふわふわの羽毛に覆われ、つがいの親鳥が運んでくる餌を食べてすくすく成長している。

 「5月上旬に親鳥が“ホー、ホー”と鳴いて巣作りのあいさつに来た」と床枝さん。6月1日に巣穴の中に卵3個を確認し、同30日になって、ひながかえっているのが分かった。今年は初めて巣の中に土が盛られていたという。

 一昨年からこの時期に巣を作るようになり毎年3羽が生まれている。床枝さんは外敵からひなを守ろうと、「巣立ちまで気が気でない」と心配する妻の和江さん(54)と一緒に、木にヘビよけをまいたり、カラスが近づかないよう農作業をしながら巣を見守るようにしている。昨年はひなが誕生してから1カ月足らずで無事巣立ちし、その後しばらくは周辺の森に姿があったという。

 フクロウは“不苦労”や“福来朗”などと書いて幸運の鳥とされる。毎年訪れるフクロウ親子に床枝さんは「かわいくて仕方がない。幸せいっぱいです」と、自宅で子育てをしてくれることを喜んでいる。


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