児童、クリケット体験 英国名門チームが指導 大網白里増穂小

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プラスチック製のクリケットバットで打撃練習する児童=大網白里市立増穂小学校
プラスチック製のクリケットバットで打撃練習する児童=大網白里市立増穂小学校
クリケット独特の投球方法を体験する児童
クリケット独特の投球方法を体験する児童

 イギリスなどで盛んな球技「クリケット」のクラブ活動に取り組む大網白里市立増穂小学校(渡辺稔典校長、児童269人、同市北飯塚)で、クリケット競技教室が開催され、4、5年生約100人が英国名門チームの指導を受けた。

 クリケットは野球の原型ともいわれ、投手(ボーラー)が投げたボールを、打者(バッツマン)が打ち返し、打者が一定のライン(クリース)を超えることで得点を競い合うスポーツで公式戦は1チーム11人で行われる。

 体験教室では、競技普及のため今月10日まで滞在中の、英国の「マリルボン・クリケット・クラブ(MCC)」のメンバー7人と日本代表コーチのドゥーグル・ベティングフィールドさんらが講師を務めた。児童は打撃、投球、捕球について指導を受け、ひじを曲げずにボールを投げ1度地面にバウンドさせる投球やクリケットバットによるバッティングなど独特の投打を学んだ。

 同小のクリケットクラブに所属する5年生、小林凌嘉君(10)は「野球よりクリケットの方が楽しい。日本代表を目指している」と感想。渡辺校長(53)は「英語での指導にもかかわらず、子どもたちは身振り手振りでコミュニケーションを取り素晴らしい。クラブ活動は今後も続けていく」と話した。

 同小のクラブは、2012年度に同小で開催した日本クリケット協会による体験授業を契機に昨年度発足した。学校のクラブ活動としては千葉県内で珍しい。現在4~6年生12人がおり、児童の保護者で同協会理事のクリス・サーゲートさん(40)と妻の由紀子さん(44)、クラブ担当の佐藤章雄教諭(30)が指導する。由紀子さんは「クリケットは頭脳や精神力が必要な競技。子どものスポーツの選択肢に加えてほしい」と競技人口の増加を期待した。