生徒手作りの校歌、校章 開校1年、千葉市美浜区・磯辺中で「制定式」

 千葉市美浜区の同市立磯辺中学校(清水幸子校長)で5日、「校歌・校章制定式」が開かれた。同校は昨年4月に磯辺一、磯辺二の2校が統合した新設校。校歌と校章は開校1年目の本年度に、全校生徒が参加してつくった。

 校歌の歌詞は国語の授業で取り組み、全生徒がそれぞれ残したい言葉、フレーズを考え、清水校長がまとめた。「朝陽輝く 磯辺の地で」で始まり、「友」「思いやり」「絆(きずな)」「夢」などの言葉が織り込まれた。三番の後に、「永遠(とわ)に輝く 我が母校 磯辺中学校」で締める。

 曲は数多くの校歌を手掛けてきた松井孝夫・聖徳大学准教授に依頼。式典で初めて合唱を聞いた松井さんは、「思っていたような希望に満ちた歌で感激。詩が素晴らしかったので、曲もスパッとできた」と喜んだ。

 校章は美術の授業でデザイン。全生徒の作品を展示して、教師と生徒で審査し、春名由美さん(3年)の作品に決まった。春名さんは「波とカモメの翼を組み合わせて磯辺のイメージを表現した」と説明し、「3年生は磯辺中を母校にできる喜びを持って卒業し、1、2年生は校章のように困難に負けず、努力してはばたいてください」とメッセージを贈った。

 式典に先立ち、生徒代表が1年間の学校生活を振り返った。まだ旧2校と新校の三種類の制服が共存している若い学校。清水校長は「いろいろな活動を通じて、一つにまとまってきた。校歌、校章の制定は、また新たな始まり」と生徒たちに呼び掛けた。


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