避難場所に井戸 標高も 情報豊富な防災マップ おゆみ野自治会が労作 区の支援金活用7千世帯に配布

おゆみ野防災マップの作成に携わった自治会の羽田さん(左)とゼンリンの吉川俊也・千葉茨城エリア統括部長
おゆみ野防災マップの作成に携わった自治会の羽田さん(左)とゼンリンの吉川俊也・千葉茨城エリア統括部長

 千葉市緑区のおゆみ野地区自治会連絡協議会が「おゆみ野防災マップ」を作成し、約7千世帯に配布した。同区の「まちそだて事業」の支援金を使い、マップは地図情報分野のソフト開発を行うゼンリンに委託して製作。自治会役員が区や消防局などを訪ねて情報提供を依頼し、学生の力を借りて現地を実際にチェックするなどして、より役に立つ、詳細なマップができあがった。

 きっかけは東日本大震災。当時の連協会長が、地震直後にマンションから慌てて避難する子ども連れの主婦らを目の当たりにして提案したという。防災・防犯委員長の羽田治郎さんが中心になり、昨年度の「まちそだて事業」に応募し、1年以上かけて作成した。

 区の地域振興課などから基本情報を得た上で、消防局でAEDの設置場所を知り、国土地理院の許可を得て「Web地図」から標高値を調べた。避難場所はもちろん、「防災倉庫」「非常用井戸」「防災井戸協力の家」「浄水器設置場所」「トイレ」から「臨時ヘリポート」まで災害発生時に必要な情報が細かく掲載されている。


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