2023年12月4日 05:00 | 有料記事

新京成の車両
千葉県北西部を走る地域の足、新京成線(26・5キロ)。戦前に旧陸軍が整備した演習線だった名残から、くねくねとカーブが多いのが特徴だ。印象的なピンクの車両でも親しまれている。
その路線を運営する新京成電鉄(鎌ケ谷市)を親会社の京成電鉄(市川市)が2025年4月に吸収合併すると発表したのは10月末。ニュースが報じられると、沿線住民や鉄道ファンらの間に驚きとともにさまざまな「疑問」が広がった。
主な疑問は次の3通り。「運賃」「路線名」「車両デザイン」。これらが一体どうなるのか、取材結果を踏まえ、私見も交えて考察してみたい。
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