変態繰り返す不思議な生物 ミズクラゲの赤ちゃん展示 市川・三番瀬塩浜案内所で来月2日まで

成体になる前のミズクラゲを成長段階別に展示している=22日、市川市塩浜2の三番瀬塩浜案内所
成体になる前のミズクラゲを成長段階別に展示している=22日、市川市塩浜2の三番瀬塩浜案内所
「メティフィラ」と呼ばれる直径1センチ程のミズクラゲの赤ちゃん
「メティフィラ」と呼ばれる直径1センチ程のミズクラゲの赤ちゃん

 さまざまな形に姿を変えながら成長していくミズクラゲの不思議な生態を観察できるミニ企画展「生まれたよ!ミズクラゲの赤ちゃん」が市川市塩浜の三番瀬塩浜案内所で開かれている。12月2日まで。

 ミズクラゲは三番瀬に多く生息するが、同案内所で人工的に育てるのは初めて。今年5月に三番瀬で捕獲したミズクラゲが産卵し、現在は数千匹のミニクラゲが育っている。

 ミズクラゲは春から夏にかけて生殖期を迎え、メスの保育嚢(のう)の中で受精卵が育ち、次に大きさ0・2ミリほどの「プラヌラ幼生」となって泳ぎだす。その後、岩などに付着して「ポリプ」となり、走根と呼ばれる触手のようなものをいくつも伸ばし、その先端や途中が膨らんで別のポリプになるなど、一つのポリプは分裂を繰り返して無数のポリプになる。

 同案内所では5月14日に10個だったポリプが7月22日には3700個以上に増え、数え切れなくなったという。

 企画展では成長段階別に水槽を分けて展示しており、現在はポリプと直径約1~3センチのメティフィラ、母親クラゲを見ることができる。

 月曜休館。午前10時~午後3時。問い合わせは同案内所、電話047(395)1091。


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