可能性広げる意欲作一堂 新規収蔵展で未発表作20点 ホキ美術館開館2周年

2周年を記念して開かれる新規収蔵展=千葉市緑区のホキ美術館
2周年を記念して開かれる新規収蔵展=千葉市緑区のホキ美術館

 開館2周年を記念して、千葉市緑区の「ホキ美術館」(保木将夫館長)で21日から、新規収蔵展「写実の可能性と大いなる挑戦」が始まる。作家たちが自由なテーマで描いた未発表作品約20点を含む新規収蔵品約40点を中心に、写実絵画約60点を展示。写実絵画の世界を広げる、意欲作ばかりが並んでいる。来年5月19日まで。

 同館は2010年11月、日本初の写実絵画専門美術館として開館した。八つのギャラリーに常時約160点を展示している。建物は五つの回廊型ギャラリーが組み合わさり、一部が宙に浮いている独創的な構造。日本建築大賞や県建築文化賞、市都市文化賞を受賞した。

 野田弘志さん(76)は、日本を代表する詩人・谷川俊太郎さん(80)と保木館長を描いた。それぞれ、圧倒的な存在感で迫ってくる縦2メートル、横1・5メートルの大作。「肖像画ではなく、あくまで絵として最良のモデルとして依頼して描いた」と野田さん。「存在そのものを永遠に絶対化してとどめておきたい」と語った。

 同館は午前10時~午後5時半、火曜休館(火曜日が祝日の場合は開館して翌日休館、12月30日~1月1日は休館)。問い合わせは同館、電話043(205)1500。


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