厳かに灯籠流し 打ち上げ花火5000発歓声響く 4年ぶり「八千代ふるさと親子祭」

八千代ふるさと親子祭で、故人を弔って執り行われた灯籠流し=26日、八千代市の新川
八千代ふるさと親子祭で、故人を弔って執り行われた灯籠流し=26日、八千代市の新川
5000発の打ち上げ花火も=26日夜
5000発の打ち上げ花火も=26日夜

 「八千代ふるさと親子祭」が26日、八千代市の県立八千代広域公園と村上橋で4年ぶりに開かれ、多くの市民らでにぎわった。故人を弔う灯籠流しが厳かに執り行われたほか、夜には5000発の花火も打ち上げられ夏の終わりの夜空を彩った。

 花火の打ち上げに先立ち、会場付近を流れる新川で灯籠流しが行われた。花火の打ち上げが始まると、「すごい」「きれい」などの歓声が上がり、来場者たちは一緒に訪れた人と顔を見合わせたり、カメラを向けたりと楽しんだ。

 1975年から続く同市最大のイベントで、前回の2019年は約20万人が訪れた。第49回となる今回は、混雑回避のため例年開催している盆踊りなどのステージイベントは行われなかった。


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