伝統の御陣屋太鼓“引退” 夏まつり最後に代替わり 松戸・金ケ作地区

夏まつりを終え、門前八坂神社本殿で保管される御陣屋太鼓。まつりで演奏した片見さんがポーズを取った=16日、松戸市
夏まつりを終え、門前八坂神社本殿で保管される御陣屋太鼓。まつりで演奏した片見さんがポーズを取った=16日、松戸市
夏まつりでステージに並んだ金ケ作地区の太鼓。(左から)2020年に町会が制作した太鼓、御陣屋太鼓、1996年に神社の氏子らが制作した太鼓=14日、松戸市(金ケ作門前町会提供)
夏まつりでステージに並んだ金ケ作地区の太鼓。(左から)2020年に町会が制作した太鼓、御陣屋太鼓、1996年に神社の氏子らが制作した太鼓=14日、松戸市(金ケ作門前町会提供)

 松戸市金ケ作地区に江戸幕府が300年前に設けた金ケ作陣屋で使われた「御陣屋(ごじんや)太鼓」が14、15日、地域の夏まつりで、太鼓の保存活用に取り組む若者たちにより奏された。陣屋設置と同時代に作られたとみられる太鼓のため傷も目立ち、一般演奏のための利用は夏まつりをもって“引退”となった。地元・金ケ作門前町会顧問の田口正一さん(81)は「地域をその音色で励ましてきた太鼓。これから大事に保存していく」と話した。

 同陣屋は江戸時代に幕府直轄の放牧地だった一帯への農地開発のため、1723(享保8)年に設置。そこ ・・・

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