「矢切の渡し」33年ぶり値上げ 震災と猛暑で客足減 10月から片道200円に

松戸市と東京都葛飾区柴又を結ぶ渡し船「矢切の渡し」
松戸市と東京都葛飾区柴又を結ぶ渡し船「矢切の渡し」

 松戸市の代表的な観光スポット「矢切の渡し」の乗船料が10月1日から、現在の片道100円から200円に値上げされる(中学生以上の大人料金)。料金の改定は33年ぶり。昨年の東日本大震災や原発事故、猛暑の影響などで客足が減少傾向にあるため。

 子どもの料金も同日から合わせて改定。現在の50円(2歳から小学生)が100円(4歳から小学生)となる。改定理由について、運営する「矢切渡船」経営者で、4代目船頭の杉浦勉さん(55)は「消費税が3、5%と上がっても料金据え置きで頑張ってきたが、客足は減少している」と説明している。

 矢切の渡しは松戸市矢切から東京都葛飾区柴又を往復する手こぎ船。江戸川の川面を眺めながら情緒ある観光が楽しめる。東京スカイツリーもよく見える。今年4月からはJR松戸駅発の路線バスが「矢切の渡し船着き場前」まで延伸された(土日祝日限定)。


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