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デジタル情報発信を支援 千葉日報社、PRTIMESと提携

業務提携を結んだ千葉日報社の大澤社長(左)とPR TIMESの高田マネージャー=24日、千葉日報社
業務提携を結んだ千葉日報社の大澤社長(左)とPR TIMESの高田マネージャー=24日、千葉日報社

 地域事業者のデジタルを活用した情報発信を後押ししようと、千葉日報社(大澤克之助社長)は24日、プレスリリース配信大手のPR TIMES(山口拓己社長)と包括業務提携を結んだ。

 今後、広報・PR分野の共同セミナーを開催したり、PR社のサービスを一定回数無料で利用できるプランを提供したりする。新聞社とプレスリリース配信会社の双方の知見を生かした取り組みを展開することで、地域事業者の情報発信力を高めていく狙いだ。

 また、ニュースサイト「千葉日報オンライン」にPR社配信の千葉県関連プレスリリースを掲載する連携も4月1日から始める。

 提携締結式で大澤社長は「コロナ禍でデジタルを活用した情報発信ニーズはさらに高まると感じている。提携により、地域事業者の皆さまが本当に必要な情報発信のサポートができるよう努めていきたい」とあいさつ。

 PR社の高田育昌アライアンス担当マネージャーは「当社のリソースや知見を十二分に生かしながら、地域報道や地域経済への貢献に向けた挑戦を、千葉日報社とご一緒できれば」と述べた。

 千葉日報社は、事業者向けデジタル推進サービス「モンジュノチエ」を展開し、地域事業者のデジタルを活用した情報発信をサポートしてきた。PR社との提携でさらに取り組みを加速させる。


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