2020年10月8日 18:20 | 無料公開

2回目の紺綬褒章を受章した前澤氏(左)と鋸南町の白石町長(同町提供)
昨秋の房総半島台風(台風15号)で被害を受けた鋸南町に多額の寄付をしたとして、衣料品通販サイトZOZOの創業者で実業家の前澤友作氏(44)=鎌ケ谷市出身=が紺綬褒章を受章した。前澤氏は南房総市などへ同様の寄付をしており、8月にも褒章を受けている。
紺綬褒章は、公益のため国や地方公共団体、認定公益団体に多額の私財を寄付した個人や団体に授与される。複数回受章した場合は、褒章の代わりに銀製の飾版が授与される。
町によると、昨年9月に災害義援金として前澤氏から1千万円の寄付を受けたため、県知事を通じて国へ授与を内申。今月6日、白石治和町長が前澤氏に飾版と章記を手渡した。
白石町長は「昨年の災害時にはボランティアにも参加していただき感謝している」とお礼を述べ、前澤氏は「栄誉ある紺綬褒章を頂き光栄です」とコメントしている。