新型コロナウイルス情報

リモート結婚式いかが 動画アプリや料理宅配で 船橋の式場経営会社

ビデオ会議アプリを用いることで遠隔でも結婚式に参加することができる(サウスオーシャンズ提供)
ビデオ会議アプリを用いることで遠隔でも結婚式に参加することができる(サウスオーシャンズ提供)

 結婚式場やレストランを運営するサウスオーシャンズ(本店・船橋市)は、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って結婚式にリモート参加できる「次世代WEBウェディング」の予約受け付けを5月14日に始めた。料理と引き出物は式に合わせて宅配する。5月中に5件を超す予約が入っており、担当者は「社会状況に応じて柔軟に式の形も変えていくきっかけになれば」と期待を込める。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、式の開催を延期していた客の状況を踏まえ、初めて用意した。同社が運営する結婚式場「グランサウスオーシャンズ海浜幕張」(千葉市美浜区)で導入し、招待客は会場に参列するかズームで参加するかを選べる。

 式や披露宴は動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」でも生中継。ズームを使えない人も動画を通して式に参加した気分を味わえる。

 式場で提供する料理は併設のレストランで用意しており、会場の参列者と同じメニューをズームの参加者に宅配する。引き出物も一緒に届けるので、新郎新婦にとっては、参列者以外からもご祝儀を期待できる。

 同社によると、4~7月に予定されていた通常の式の予約は、新型コロナの影響でほぼ延期になった。新郎新婦からは「早めに式を挙げたいが、いつ収束するのか不安」といった意見も寄せられていた。

 南海亮介社長は「新型コロナウイルスの感染拡大防止策としての取り組みだが、高齢者や遠方から式に参加する人の負担を減らすきっかけにもなるのでは」と新たな挙式の形の広がりに期待を寄せる。新型コロナによる新しい生活様式の浸透や高齢化を見据え、「社会状況に応じて柔軟に結婚式の形を変えていきたい」と意気込んだ。


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