独創的5製品、新たに認定 高精度プレス機、照明スピーカーシステム… 千葉ものづくり製品

アカリネの照明&音響システム。自分のスマートフォンやパソコンから、ワイヤレス接続で好きな音楽を聴くことができる=16日、千葉県庁
アカリネの照明&音響システム。自分のスマートフォンやパソコンから、ワイヤレス接続で好きな音楽を聴くことができる=16日、千葉県庁

 千葉県は16日、県内中小企業が開発・製造した独創的な製品を認定する「千葉ものづくり認定製品」に、渡辺機械(鎌ケ谷市)のプレス成型機「高精度高温多軸成型機」など5製品を新たに認定した。本年度2回目の公募認定。今後、県の販路開拓支援を受けられる。

 認定を受けた渡辺機械のプレス成型機は、従来は1本だけだった油圧シリンダーを5本に増やした新しい構造で、現在特許出願中。5点でバランスを取りながら圧力をかけるため、これまで生じていた見えないゆがみが抑えられ、10倍以上の圧縮精度を実現した。細いシリンダーを組み合わせたことで従来品の約3割の重量(約350キロ)と、パワーを変えずに軽量化も果たした。金属やプラスチック、炭素繊維などの成型に活用でき、販売先開拓を進めている。

 デザイン会社、アカリネ(千葉市中央区)が開発した「ライティング&ブルートゥース・スピーカーシステム」は、照明と音響を一体化させたインテリア器具。西陣織の着物などに使用される京都産の銀糸で作ったランプシェードに、無線通信規格ブルートゥースの受信機能を搭載したスピーカーを組み合わせた。スピーカーの木箱には、伝統の仙台だんすの技術が生かされ、音の響きも本格的だ。同社の森宮祐次社長は「日本の伝統工芸とハイテクの融合で、新しいライフスタイル製品を作っていきたい」と話した。


  • LINEで送る