バレンタイン商戦本格化 高級志向や「SNS映え」も 品揃え、イートイン充実

そごう千葉店の試食イベントを楽しむ来場者=千葉市中央区
そごう千葉店の試食イベントを楽しむ来場者=千葉市中央区
SNSでの情報拡散も狙う
SNSでの情報拡散も狙う

 14日のバレンタインデーを前に、千葉県内百貨店などで商戦が本格化した。近年はギフト用のチョコレートを購入するだけでなく、国内外のチョコを自分で楽しむイベントとしても定着。高級志向から「SNS映え」まで多様なニーズに応える品ぞろえや、その場で商品を味わえるイートインコーナーの充実など、各店が集客アップへ知恵を絞っている。

 そごう千葉店(千葉市中央区)は、初登場の18店を含む国内外の87ブランドを集めた。昨年より7日早い1月23日に特設売り場を開設。バレンタイン当日が金曜のため、16日まで会期を伸ばして週末の来店客を取り込む。

 店舗限定や重厚感のある商品、手軽なおやつ、手土産用などさまざまな用途に応えようと、出店を昨年より3ブランド増やした。売り場担当者は「SNS映えを意識して、チョコやパッケージに工夫を凝らす店も多い」と傾向を語る。

 特設会場のオープン前日には、同店のインターネット会員ら約160人を集めて試食イベントを開催。写真共有アプリ「インスタグラム」などのSNSに投稿してもらおうと撮影ブースも設けた。千葉市のライター、山ノ上ゆき子さん(58)は「かわいい商品に引かれる。ブログに投稿したい」と色とりどりのチョコを熱心に撮影。市原市の看護師、石橋ありささん(28)は「友人や夫、自分用にもいいチョコを選びたい」と笑顔で話した。

 柏高島屋(柏市)では、日本初上陸の4店を含む約100ブランドを扱うほか「昨年以上にイートインにも力を入れている」(担当者)。7日からは地元パティシエによる限定メニューが登場。我孫子市の「メヌエット」、流山市の「レタンプリュス」、柏市の「樹杏」が日替わりで出店し、ソフトクリームやパフェなどを販売する。

 東武百貨店船橋(船橋市)は14日まで「ショコラとパンカフェ」と題し、チョコと全国各地の人気パンを販売。イートインコーナーでは、チョコのデザートやパンのほか、地元コーヒー店のドリンク、船橋市で開く日本クラムチャウダー選手権2連覇のスープも提供する。同店は「いろいろな楽しみ方をしてもらい、相乗効果を生みたい」とし、他店との差別化を図る。


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