各社スポーツカー一堂に オートサロン開幕 幕張メッセで12日まで

「GRヤリス」を世界初公開したトヨタの豊田社長(中央左)=10日、千葉市美浜区の幕張メッセ
「GRヤリス」を世界初公開したトヨタの豊田社長(中央左)=10日、千葉市美浜区の幕張メッセ
幕張メッセで開幕した東京オートサロン
幕張メッセで開幕した東京オートサロン

 カスタムカーの祭典「東京オートサロン2020」が10日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した。トヨタ自動車は新型コンパクトカー「ヤリス」のスポーツモデルを初公開。海外勢も米・ゼネラルモーターズ(GM)が新型スポーツカー「コルベット」をお披露目するなど、電気自動車が主役だった昨秋の東京モーターショーとは対照的な趣向でクルマ好きを楽しませる。あす12日まで。

 トヨタは「ヤリス」の四駆スポーツ仕様「GRヤリス」を世界初公開。ラリー参戦で得た知見を落とし込み、外装にはアルミやカーボン素材を使って軽量化、新開発の1・6リッターターボエンジンは272馬力を誇るという。

 オートサロン参加は4年ぶりという豊田章男社長は「(他社と共同開発の)『86』や『スープラ』とは違い、スポーツタイプの車を完全に内製化でき、うれしい」と語った。

 海外勢の参加見送りが目立ったモーターショーと対照的に、オートサロンは欧米メーカーの展示が目を引いた。初参加の米大手GMは「シボレー」ブランドのブースを展開。アジアでの初披露となった新型「コルベット」は日本市場にも導入予定で、初めて右ハンドルを設定するという。

 英・アストンマーティンは発売間もないブランド初のスポーツ多目的車(SUV)「DBX」をPR。スウェーデンのボルボも人気のSUV「XC60」のカスタム仕様を展示した。

 自動車大手のほか、タイヤやライト、車載音響といった部品を手がけるメーカーなど、計438社・団体が参加。会場には約800台がずらりと並んだ。

 オートサロンは今年で38回目で、1999年からメッセで開催。昨年は過去最多の約33万人が来場したという。入場料は大人2500円、中高生1800円、小学生以下無料。


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