成田拠点の全日空系LCC まず国内3都市と韓国に スカイマークも就航、競争激化

30日の就航を前に設置されたスカイマークの国内線搭乗手続きカウンター。旅客の選択肢は増えるが、新規の格安航空会社を含めた競争は激しくなりそうだ=成田空港第2ターミナル
30日の就航を前に設置されたスカイマークの国内線搭乗手続きカウンター。旅客の選択肢は増えるが、新規の格安航空会社を含めた競争は激しくなりそうだ=成田空港第2ターミナル

 成田空港を拠点とする初の格安航空会社(LCC)として全日空などが設立した「エアアジア・ジャパン」は27日、まず成田発着の国内3路線(札幌、福岡、那覇)と韓国への2路線(ソウル、釜山)で就航することを表明し、事業許可を国に申請した。国内線運航は来年8月、韓国線は同10月に開始予定となった。

 同日は、成田に参入するスカイマークの旭川と札幌への新規就航などで成田の国内線全体の発着が、今月30日からの冬ダイヤで週56回(約14%)増えるスケジュールも成田国際空港会社が発表。同社の森中小三郎社長は、LCCや国内線の充実による新たな利用者掘り起こしに期待感を示した。各社で重なる路線もあり、競争は激化しそうだ。

 エアアジア・ジャパンは67%出資の全日空が、アジア大手LCCのエアアジア(マレーシア)と共同設立。座席約180席のエアバスA320型機の使用に特化し、通常の半額から3分の1程度の運賃を想定。「今回の5路線を手始めに路線拡大を図る」とした。


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