首都圏3生協統合へ議論 信頼確保へ「食の安全」徹底 日本生協連副会長 田井修司氏に聞く

インタビューに答える田井氏=千葉市若葉区のちばコープ本部
インタビューに答える田井氏=千葉市若葉区のちばコープ本部

 日本生活協同組合連合会の副会長に6月就任した田井修司ちばコープ理事長(66)が千葉日報社のインタビューに応じ、就任の抱負や生協の今後などについて語った。

 -就任の抱負を。

 「日本生協連は創立60周年の今年、10年先を見据えた『2020年ビジョン』を策定した。歴史的な年に就任したことは光栄。誰もが生涯を通じて利用できる生協づくりを目指す」

 -ビジョンの内容は。

 「『人のつながり』『笑顔』『信頼』が広がる社会の実現-が柱。具体的には、現在全国の3戸に1戸の世帯が生協に加盟しているが、20年までに過半数世帯の加盟を目指す。『普段の暮らしへの役立ち』『地域社会づくりへの参加』など五つのアクションプランを掲げ、実行する」

 「生協の『連帯』も掲げており、千葉、東京、埼玉の3生協も統合を検討する。事業を合理化し、地域に密着した運営を一層進められる利点がある。11月から組合員に周知し議論を進めたい」

 -震災への対応は。

 「震災直後、日本生協連や全国の生協はいち早く被災地に救援物資を運搬した。1カ月間、トラック1190台で物資1290万点を送り、一定の役割を果たせた。宮城県の仮設住宅では被災者らの交流を促す『触れ合い喫茶』を週1回、ちばコープが担当する。今後も長期展望を持ち支援に取り組む」


  • LINEで送る