9月県内倒産23件 3カ月ぶり30件下回る 小企業は依然苦境

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 帝国データバンク千葉支店が7日発表した9月の千葉県内企業倒産件数(負債額1千万円以上)は前月比28・1%減の23件だった。高水準の目安となる30件を3カ月ぶりに下回ったが、法的整理のみで集計を始めた2000年以降、9月としては3番目の多さだった。同支店は「9月は例年、倒産が減少する傾向にあり、状況が好転したわけではない」と指摘。「年末にかけて再び30件台に戻る可能性がある」と厳しい見方を示している。

 同支店によると、例年、夏場の資金需要に対応できなかった企業の法的整理が8月に集中し、その反動で9月の倒産件数が減少する傾向がみられるという。

 業種別件数の最多は建設業の6件。公共・民間ともに工事数の低迷が続いている上、業者間の競争激化も響いた。続いて、製造業、運輸・サービス・その他が各5件、小売業が4件、卸売業3件の順。不動産業の倒産はなかった。