石油ストーブ需要沸騰 ウオームビズ商品多彩に 県内小売店が冬の節電商戦

すでに売上が好調という石油ストーブが店頭に並ぶ=4日、千葉市美浜区のケーヨーデイツー新港店
すでに売上が好調という石油ストーブが店頭に並ぶ=4日、千葉市美浜区のケーヨーデイツー新港店

 原発事故を受けた節電意識の高まりで、クールビズ関連商品が夏場の消費をけん引した今年。暖房で電力需要が高まる冬も、流れは継続しそうだ。県内小売店では早くも、ウオームビズ関連商品や暖房器具の消費が動き出している。本格的な寒さ到来を前に、各店が「冬の節電」を意識した販売戦略を強化している。

■暖かおしゃれを提案
 そごう千葉店(千葉市中央区)は例年より約1カ月早い8月末から、紳士服コーナーで温感下着などウオームビズ関連商品の展開を始めた。節電で暖房を控えめにする企業が増えるとみて、重ね着スタイルを提案。薄手のニットなどの定番商品に加え、今年は男性用の大判ストール、カラフルなステテコや腹巻きなど、関連商品の品ぞろえを例年より約40%豊富にし、売上も昨年比4割増を見込む。

■石油ストーブ20倍
 県内38店舗など全国にホームセンターを展開するケーヨー(千葉市若葉区)では9月、石油ストーブの販売台数が例年の20倍を超えた。千葉市美浜区のケーヨーデイツー新港店は、例年より半月ほど早い9月下旬から暖房器具コーナーを店頭の目立つエリアに移動。例年主力のファンヒーターではなく、売れ筋は電池だけで点火できる石油ストーブで、購入客から「節電のためエアコンの代わりにストーブを使う」などの声が聞こえるという。同社では、ストーブの暖房効率を高める窓用断熱シートの同時販売を強化している。


  • LINEで送る