「観戦したい」4割未満 千葉県内8競技、認知度伸びず 千葉県民意識調査 ちばぎん総研 【2020東京オリ・パラ】

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 東京五輪・パラリンピック開催500日前のタイミングでちばぎん総合研究所(千葉市)が実施した千葉県民の意識調査で、千葉県内開催8競技の認知度や競技の観戦意向が半年前の昨夏とほとんど変わらず低水準にとどまっていることが明らかになった。同総研の担当者は「県市町が連携し、オール千葉で機運を粘り強く高めていくことが必要」と指摘する。

 調査は開催2年前のタイミングで実施した昨年8月に続いて2回目。3月19~22日、県内在住の15歳以上の男女千人に、インターネット上でアンケートした。

 県内で開催される競技の認知度は、サーフィンが約7割で突出。そのほかの五輪競技のフェンシング、レスリング、テコンドーも前回調査からは微増したものの、2割以下にとどまった。パラ競技の車いすフェンシング、ゴールボール、シッティングバレー、パラテコンドーはいずれも1割以下だった。

 今回から新たに、観戦チケット申し込み・販売時期の認知度を尋ねたところ、今春に抽選申し込みが始まった五輪については「知っている」が46・2%で「知らない」(53・8%)を下回った。今夏に販売開始予定のパラ競技については「知っている」が28・3%と、五輪競技より認知度が低かった。

 五輪競技を「観戦したい」と答えたのは38・5%で、前回(36・9%)からわずかに上昇。パラ競技は27・9%で、前回(30・5%)から下降した。

 県が今年1月に発表したマスコットキャラクター、チーバくんの新デザイン「スポーツを応援するチーバくん」についても「知っている」が9・8%にとどまり、認知度アップの課題が浮き彫りになった。

 機運醸成に向けては、県内経済6団体で組織する「みんなで応援!千葉県経済団体協議会」が3月から、チーバくんを活用したステッカーやポスターなどを制作し、各団体の加盟企業に配布。業務用車や店舗の出入り口に貼るなどしている。

 県民意識調査の記者会見に同席した同協議会の宮島三郎代表幹事は「事前キャンプ本格化や聖火リレーのルート決定などの動向を注視している。チーバくんを活用して応援していきたい」と話した。

 次回の意識調査は開催1年前となる8月に実施予定。