改元商戦ヒートアップ 千葉県内各地で企画相次ぐ

  • LINEで送る

「令和」と書かれたタンブラーなどが並ぶ売り場=千葉市中央区の千葉ロフト
「令和」と書かれたタンブラーなどが並ぶ売り場=千葉市中央区の千葉ロフト
そごうで配布されるどら焼き
そごうで配布されるどら焼き

 旅行会社やホテルが、改元にちなんだ企画を相次いで打ち出している。皇室に関連したツアーや宿泊客に福袋を配るプランもある。インターネット上でも新元号「令和」に絡めた商品が相次いで登場し、商戦はヒートアップ。千葉県内百貨店やホテルも商機を狙う。

◆多彩なグッズ

 そごう・西武は元号が焼き印されたどら焼きを店舗で配る。4月27日から30日は「平成」、5月1日から6日に「令和」とする予定だ。千葉市中央区のそごう千葉店は各日450個を用意する。同店の担当者は「新元号を迎えるに当たり、少し贅沢(ぜいたく)な食料品やメニュー、改元福袋などお得感のある商品も用意する」と意気込んだ。

 千葉ロフト(同区)は「令和」と書かれたタンブラーを用意し、2019本限定の日本酒「平成に乾杯」と一緒に並べた。担当者は「境目となるこの1カ月に平成と令和を同時に楽しんでほしい」とアピール。同市花見川区の女性会社員(52)は「記念商品は経済的にも良いし、自分にとっても思い出になる。買ってずっと残しておきたい」と話した。

 ホテルニューオータニ幕張(同市美浜区)は5月1日、男性4人組グループ「純烈」の歌謡ショーを開催し、新元号の幕開けを祝う。

◆皇室関連ツアー

 KNT-CTホールディングスは皇室に縁のある地を巡る旅を販売する。5月1日に富士山上空から日の出を観賞するツアーなども充実させた。広報は「改元への関心に対応し多彩な旅を用意した」と話す。

 日本旅行は皇室ゆかりの豪華列車「なごみ」で茨城県に行くツアーを用意。大阪と九州を新幹線で往復するツアーも組み、特典に記念乗車証を付ける。4月30日の乗車証は平成、5月1日は令和とそれぞれ記す。

 ホテル龍名館東京(東京都中央区)は、4月30日の宿泊プランで、氏名に「令」や「和」が入っていれば平成時代にヒットした文房具を詰め合わせた福袋を贈る。

 アサヒビールは5月1日から記念商品を発売する。クリアアサヒなどの計5ブランドで、スーパードライは缶の外側に「祝令和」と記載する。刃物メーカーの貝印は、公式サイトで新元号入りの包丁の販売予約を始めた。100丁限定で価格は1万2960円。

 田中貴金属ジュエリーは、平成と令和をモチーフにした端午の節句用のかぶとを販売。元号の漢字を純金製のプレートで仕上げ、価格はそれぞれ600万円。

◆ネットも過熱

 ネット上では、フリーマーケットアプリ「メルカリ」に新聞各社が1日に配った号外が出品され、5千円前後で売れる例もあった。オークションサイト「ヤフオク」では令和と印刷されたラベルを貼ったペットボトル入りのコカ・コーラが1万円以上の価格で出品された。

 大手ネット通販サイト「アマゾン」や「楽天市場」でも、新元号に対応した印鑑やカレンダーなど実用的な商品がそろった。オンライン書店「楽天ブックス」では、令和の典拠となった万葉集に関する書籍の売り上げが急上昇しているという。