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まるで私のこと?“働く猫の1週間”漫画に共感の声「火曜日が一番しんどい」

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清水めりぃさんが描く「働く猫の1週間」月曜の様子

 『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』をTwitterで連載している清水めりぃさん(@zatta_shimizu)が描く、“働く猫の1週間”がSNSで話題になっている。猫に置き換え描かれた働く1週間が、「本当にこのまま」「自分も火曜が苦手です」「めっちゃ癒された」と共感を得ている。なぜ猫を主人公にしたのか、現在連載中の作品についても聞いた。

【漫画】一番しんどい火曜の猫は? 新たな主人公も登場する『ブラ猫』新作「転職編」ほか

◆火曜日が一番しんどい…曜日感覚に共感してもらえて嬉しい

――Twitterで公開の“働く猫の1週間”を描こうと思ったきっかけは?

【清水めりぃさん】 週に1回Twitterで漫画を投稿しているのですが、その合間に何かイラストを載せたいと思いました。それを考えていたのが火曜日で、「火曜日が1週間で一番しんどいような気がする…」と思ったことがきっかけです。

――清水さんの日常を描いたのでしょうか?

【清水めりぃさん】 コロナ禍で現在はほぼリモートワークですが、毎日出勤していた時は火曜日が一番げんなりしていたなと思って描きました。決して会社が嫌というのではなく、通勤の大変さなど、学生の頃から火曜日が一番嫌いでした。でも、水曜日になると「折り返しだ!」ということに気づいて気持ちが上がったり、金曜日は浮かれたり。そういった曜日感覚に共感してもらえて嬉しかったです。

――Twitterでは、猫が主人公の漫画『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』を連載しています。なぜ“猫”が主人公なのでしょうか?

【清水めりぃさん】 猫がとにかく大好きだからです。本当は猫には働かず家でのんびりしていて欲しいのですが、漫画やイラストなので「働かせてしまってごめんね」と思いながら描いています(笑)。

――漫画を描き始めたきっかけは?

【清水めりぃさん】 『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』は本当に思いつきで、勢いで描いた4ページの漫画でした。それがきっかけで今こうして漫画本3冊が出版され、私自身が「猫漫画を描いたら人生が変わった話」状態になりました。

――清水さんの実体験も描かれているのでしょうか?

【清水めりぃさん】 ほんの少しだけ実話や実体験も織り交ぜています。ですが基本的には猫の習性を会社員に置き換えたら、という空想で描いています。もしも自分がモフ田くん(主人公)と働いていたらこんな仕事をお願いしたい、自分が大きな猫だったらこんな不便なことがあるだろうなど、モフ田くんが実際にいたらということを考え描いています。いま新作「転職編」を描いていますが、そちらでは転職時の経験や実話を少し織り交ぜる予定です。

◆毎日新しい発見や感動があり、猫を見ているだけで空想やアイディアが浮かぶ

――漫画を通してどのようなことを伝えたいですか?

【清水めりぃさん】 モフ田編では、タイトルの通り「モフ田くんの人生が変わり会社も変わった」という働く人や猫好きの方に楽しんで貰えるようにと思って描きました。「転職編」では、「ブラック企業から離れた人、離れようと考えている人」も共感できたり、笑ってもらえるような話にしようと思っています。

――新作の反響はいかがですか?

【清水めりぃさん】 メインの主人公(ハチ谷 光)が変わったこともあり、とてもドキドキしていたのですが、「ハチくん可愛い!」と言っていただけることが多くて本当に嬉しかったです。モフ田くんたちは、猫になったことに対して達観したり自然と受け入れていたりするのですが、ハチくんはいろんなことに動揺したり抵抗したりする身近なキャラクター性にしてみようと思っています。

――清水さんは都内で働く会社員(デザイナー)でもありますが、どのような仕事をしているのでしょうか?

【清水めりぃさん】 最近は、イラストやアニメーションの仕事なども多いのですが、3DやUI(ユーザーインターフェイス)など、幅広いジャンルのデザインを担当しています。知らず知らずのうちに、私のデザインを目にしている方もいるかもしれません。

――会社員と漫画家の両立は大変ですか?

【清水めりぃさん】 かなり大変です(笑)。仕事が好きだし、漫画を描くことも好き。やりたいことだからどちらも辞めたくないんです。まだ漫画家と名乗るのは気恥ずかしくもあるのですが、働いているからこそ描ける話もあると思っているので、会社員と漫画家を両立していけたらと思っています。

――漫画家になることは夢だったのでしょうか?

【清水めりぃさん】 漫画家が夢だった時期もありましたが、当時は漠然と思っていただけで、描きたいものがなく断念しました。まさか社会人になって漫画家になるとは思っていませんでした。本を3冊出版したいまでも不思議な気持ちです。

――清水さんもそうが、SNSはやりたいことや夢を叶える場所になっています。ご自身の経験を通して感じたことを教えてください。

【清水めりぃさん】 共感できる内容の作品が、SNSでは強いんだろうなと感じます。とはいえ自分が描きたいものを好きに描くことが一番良いと思っています。自分が描きたいものでないと、書籍1冊分の漫画原稿を描くのはとても大変ですから。

――最後に猫の魅力とは?

【清水めりぃさん】 猫の全てが魅力ですね。可愛さはもちろん、毎日新しい発見や感動があります。猫によっても性格が違いますし、飼ってみて驚くこともたくさんあります。大変なこともありますが、猫はいろんなことを教えてくれますし、見ているだけでさまざまな空想やアイディアが浮かびます。本当に最高の友人で家族です。