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急逝の脚本家・吹原幸太さんを『ウルトラマンZ』会見で追悼 田口監督誓う「彼の理想の形で映像化する」

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ウルトラマン新テレビシリーズ『ウルトラマンZ』オンライン発表会の模様

 テレビ東京系で6月20日スタートの「ウルトラマン」の新テレビシリーズ『ウルトラマンZ』(毎週土曜 前9:00)のオンライン発表会が5日、開催され、主人公ナツカワ ハルキ役・平野宏周、メイン監督の田口清隆監督らが参加した。

【写真】平野宏周、黒木ひかりらキャスト陣がオンラインで豪華登場!

 新シリーズに登場する最新ヒーローは「ウルトラマンゼット」。登場10周年を迎えた「ウルトラマンゼロ」の弟子で、ゼロに憧れ、努力を重ねて遂に「宇宙警備隊」の一員となったヒーロー。師匠であるゼロから譲り受けた熱いハートで常に前を向き突き進んでいくウルトラマンとなる。

 本作のシリーズ構成・脚本を担当した吹原幸太さんは5月17日未明、脳幹出血のため急逝。37歳という若さだった。会見で、哀悼の意を表したあと、田口監督が吹原さんへの思いを語った。

 田口監督と吹原さんは2年前にドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』で仕事を共にした。「それ以来、人柄と仕事ぶりにほれて、公私ともに仲良くさせてもらっていました」と関係を明かす。『ウルトラマンZ』のメイン監督を務めることが決まり、最初に声を掛けたのも吹原さんだったという。「10ヶ月ぐらい、ずっとシリーズ構成を一緒にやってきた。忙しい方で、こんなに長いこと拘束できるのは奇跡的だった」と話す。

 本作は五輪の兼ね合いで脚本作業が例年以上に早く進められていたそう。「いつも以上に脚本の作業が早く進んでいた。最終回まで、シリーズ構成と脚本作業が終わっていました」と吹原さんのイメージは脚本として残っていることを明かす。「あまりに忙しい方で第1話が完成するという日に、どこかへ旅立ってしまいました。僕らにできることは彼の『ウルトラマンZ』という物語を、理想の形で映像化すること。それを作って彼に捧げたいと思っています」と天国の吹原さんに誓った。吹原さんは1話から3話、中盤の3話、最終回の3話と9話分の脚本を担当している。

 平野は「見どころがたくさんある。そういうところを楽しんでいただけたら」とアピールし、「ハルキとゼット、2人とも熱いです。土曜日の朝から盛り上がって行きましょう! 楽しみにしててください」と呼びかけていた。

 この日は、ナカシマ ヨウコ役の松田リマ、オオタ ユカ役の黒木ひかり、ヘビクラ ショウタ役の青柳尊哉、カブラギ シンヤ役の野田理人、イナバ コジロー役の橋爪淳、クリヤマ長官役の小倉久寛が登壇した。