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A.B.C-Z五関、単独初主演舞台でインソール仕込む ジャニーさんからも「ユー、小さいよ」

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単独初主演舞台でインソールを仕込んでいることを告白したA.B.C-Z・五関晃一(C)ORICON NewS inc.

 人気グループ・A.B.C-Zの五関晃一が19日から東京・紀伊國屋ホールで上演される手塚治虫生誕90周年記念事業舞台『奇子(あやこ)』囲み取材に出席した。舞台単独初主演を務める五関は先日亡くなったジャニー喜多川さんから「ダメ出しを受ける時の8、9割が『ユー、ちっちゃいよ』なんです」と振り返り、今回も「奇子役の(駒井)蓮ちゃんがすごくスタイルが良く身長が高いのでインソールを入れさせてもらってます」と自ら告白。一方でどれくらいアップさせたかを聞かれると「そこまでは詳しくはちょっと…」と茶目っ気たっぷりに伏せていた。

【全身ショット】右目に眼帯を装着して登場した五関晃一

 五関はジャニーさんに向け「多分僕が一人で舞台に立つのを見るのが初めてなので喜んでくれるんじゃないかただダメ出しをされないようにしないと…言いたいのに言えないとイライラさせちゃう。そこは頑張ります」と意気込み。「ジャニーズ舞台でいろいろな衣装を着込むと余計に小さく見えるみたいで『ユーは着ないでくれ』とか」と“小ささ”を指摘されてきたことに触れると共演の梶原善は「それは…舞台で大きく羽ばたきなさいって意味じゃないかな?」と提言して笑いを誘った。

 原作は漫画の神様・手塚治虫による、そのヒューマニズムあふれる作風のイメージとは対照的な“黒い”名作。戦後の田舎社会で、大地主・天外一族の遺産相続をめぐる骨肉の争いと恐ろしい欲望の果てにこの世に産み落とされた奇子。一族の体面のために土蔵の地下室に幽閉され、下界から隔絶して育てられた、言わば“純粋培養”の奇子は、やがて性に対して奔放な美しい成人女性として世に放たれていくことになる…。 地方旧家の愛欲、戦後史の闇を描く因果の物語。

 五関はGHQのスパイとして生き延び、さらなる陰謀に加担していく天外家の次男・仁朗を演じる。「僕と唯一重なるのはそこだけ…感情を吐露しない。相談しないというとこ。そこ以外はもっと素直で優しい人間です」と違いをアピール。「初めて聞いた時は『やった、単独初主演だ』と単純に喜んだんですよ。でも後からいろいろ乗っかってきて…手塚さんの90周年とか原作でこんな話なんだとかだんだんプレッシャーに。でもスタッフやキャストのみなさんに助けられました」と周囲のサポートに感謝した。

 印象的なのは五関が右目に装着した眼帯。「けいこ場の最初の通しで試しで付けてみたら一回目は確かに酔いました。方向感覚がわからなかった。でも二回目からはだいぶ…」と慣れてきたそう。「これといってなんの文句も言わない」と梶原が感心すると「強がっちゃった」と苦笑。透ける素材のものも用意されたそうだが、顔の向け方など、付けていないのと変わらない動きになってしまうことから「ステージ上で嘘がでるんじゃないかと用意してもらったので文句も愚痴も言えない」と役者魂をみせていた。

 このほか、演出の中屋敷法仁も登壇した。