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生田絵梨花、ミュージカル『キレイ』主演 初の大人計画に「ドキドキソワソワ感でいっぱい」

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ミュージカル『キレイ―神様と待ち合わせした女―』キャスト(上段左から)阿部サダヲ、生田絵梨花、神木隆之介、麻生久美子(下段左から)皆川猿時、小池徹平、鈴木杏、橋本じゅん

 人気アイドルグループ・乃木坂46の生田絵梨花が、12月から東京・Bunkamuraシアターコクーンで上演されるミュージカル『キレイ―神様と待ち合わせした女―』に主演することが21日、明らかになった。大人計画主宰の松尾スズキの名作が、Bunkamura30周年を記念して豪華キャストが集結し、4度目の上演を迎える。

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 本作は2000年に松尾の初の本格的ミュージカルとして、同劇場で初演。奥菜恵が主演を務め、戦争・民族紛争・少女監禁といった、独特な設定やストーリーを松尾ならではの視点で描き、演劇界に大きな衝撃を与えた。05年に鈴木蘭々主演で再演、14年には多部未華子主演で再々演された。今回は作品の完成度を上げるべく、過去に出演してきた松尾は演出に集中する。

 主人公・ケガレを演じる生田は、これが松尾作品に初出演。アイドルとしてはもちろん、『第44回 菊田一夫演劇賞』演劇賞を受賞するなど舞台女優としても高く評価されている。大人計画の舞台は何度か鑑賞し、過去の『キレイ』もDVDで見ており「まさか自分がその作品にケガレ役として出演するとは思わず、とても驚いています。うれしい気持ちと、未知の世界に飛び込むようなドキドキソワソワ感でいっぱいです。個性豊かな皆さんのもとでたくさん学ばせていただきながら、精一杯務めたいと思います。楽しみです!」と大役に胸を高鳴らせている。

 頭は弱いが花を咲かせる異能力を持つ少年・ハリコナ役には、これが舞台初出演となる神木隆之介。「とても緊張しています」と明かしながらも「映像作品とは異なる事が多く、わからない事だらけですが、先輩方に教えて頂きながら頑張りたいです。何より、観に来て頂いたお客様に楽しんで頂けるよう、精一杯務めたいと思います」と意気込んだ。

 青年・ハリコナ役には、再々演時に少年を演じた小池徹平。食品会社の社長令嬢カスミ役には、鈴木杏。特殊な機能を備えたダイズ兵のダイズ丸には、再演時に同役を演じた橋本じゅん。今作が初ミュージカル作品となる麻生久美子が、成長したケガレであるミソギを演じる。

 さらに、大人計画の俳優も多数集結。初演と再演で少年・ハリコナ、再々演ではダイズ丸を演じ、今回は主人公・ケガレを誘拐・監禁した主犯で、物語のカギを握るマジシャンを演じるのは、NHK大河ドラマ『いだてん』主演で劇団の看板俳優・阿部サダヲ。そのほか、皆川猿時、村杉蝉之介、荒川良々、伊勢志摩、猫背椿、宮崎吐夢、近藤公園なども出演する。

 12月4日から29日までBunkamuraシアターコクーンで上演後、20年1月から福岡、大阪でも公演が行われる。

◆松尾スズキ&キャストコメント

・松尾スズキ
前三回の公演をへて、ミュージカル畑の人たちとの交流が深まり、自分もミュージカルを研究していくうち、「ミュージカルを壊す」という当初の目論見よりも、「新しい日本発のミュージカル」を構築していこうという気持ちが強くなってきていたところ、Bunkamuraさんから再再再演の話をいただいた。力を合わせて、より、完成度の高い日本人によるエンタテインメント作りを目指そうと思っています。

生田さんというミュージカル経験の多いスタアを主役のケガレ役とし、阿部が敵役のマジシャンを演じることで、ミュージカル的クオリティが高く、物語が深く、いっそうおもしろくなる。そう信じています。脚本にも新たに手を加え、新しい楽曲も期待できるかと。

・ケガレ役:生田絵梨花
大人計画さんの舞台は何度か拝見しています。シアターコクーンで上演されたミュージカル『キレイ』は初演、再演をDVDで、再再演は実際観に行かせて頂き感銘を受けました。まさか自分がその作品にケガレ役として出演するとは思わず、とても驚いています。うれしい気持ちと、未知の世界に飛び込むようなドキドキソワソワ感でいっぱいです。個性豊かな皆さんのもとでたく学ばせていただきながら、精一杯務めたいと思います。楽しみです!

・少年・ハリコナ役:神木隆之介
初めて舞台を踏ませて頂くことになりました。とても緊張しています。
映像作品とは異なる事が多く、わからない事だらけですが、先輩方に教えて頂きながら頑張りたいです。
何より、観に来て頂いたお客様に楽しんで頂けるよう、精一杯務めたいと思います。
劇場でお待ちしております!

・青年・ハリコナ役:小池徹平
2014年の『キレイ』は僕がミュージカルを始めるきっかけになったぐらい大切な作品なので、このお話をいただいたときは、とてもテンションが上がりました!
今回は青年・ハリコナ役として皆さんにこのすてきな作品をお届けできたらなと思っています。
新メンバーを迎え新たな風が入って、パワーアップした作品になると思いますので、是非劇場にお越しください!

・カスミ役:鈴木杏
あの大好きな『キレイ』の世界に加わることができるなんて夢のようだ!と、胸ときめいては、「歌」という大きな課題で現実に引き戻される、そんな毎日です。きっと最後まで、そんな毎日です。
松尾さんに頂いた大きなチャンス、しっかり答えたいと思います。頑張ります。

◆キャストコメント&あらすじ

・カネコキネコ役:皆川猿時
5年ぶりのキレイ!5年ぶりのカネコキネコ!ええ。興奮しております。
女とは何か?母性とは何か?愛とは何か?キレイとは何か?誰が一番キレイなのか?
えーと、あんまり難しく考えずに一生懸命がんばります(笑)。

・ダイズ丸役:橋本じゅん
かつて客演で同じ演出家の方から3度(回)以上呼んで頂いた事が無く、今回の松尾さんからのオファーが2度目なので緊張しています。
そして、その分?とてもうれしかったです。
3度目につながるように頑張ろうと思っております。

・マジシャン役:阿部サダヲ
初演から約20年!4回目の『キレイ』です!
2000年の初演の時は自分がやるなんて全く考えてなかった…いや再演、再再演の時も全っ然考えた事なかった役に今回挑戦します!
新たなキャストの方々と新しい、ミュージカル色の濃い『キレイ』が出来上がりそうな予感がします。
よろしくお願いします!

・ミソギ役:麻生久美子
あの名作『キレイ』のお話を頂いたと聞いた時は、何度かマネージャーさんに聞き返してしまう程驚きを隠せず、頭の中にハテナとうれしさが混在していたことを覚えています。
ミュージカルなので、私に務まるのか正直とても不安ですが、せっかくいただいた大切な機会ですので、松尾さんの演出にしっかりとついていけたらと思います。
私にとって初めてになる大人数の座組の舞台。素晴らしい役者の皆さんとのお芝居も今から楽しみです!

≪あらすじ≫
三つの国に分かれ、100年もの間、民族紛争が続く“もう一つの日本”。その争いのさなか、民族解放軍を名乗るグループに誘拐され、監禁されていた少女が、10年ぶりにソトの世界に脱出する。すべての過去を忘れた少女は自ら “ケガレ”と名乗り、ダイズでできている兵士“ダイズ兵”の死体回収業で生計を立てているキネコたち“カネコ組”と出会い仲間に加わる。回収されたダイズ兵を食用として加工するダイダイ食品の社長令嬢・カスミと奇妙な友情で結ばれていくケガレ。戦場をうろつき、死体を拾って小銭を稼ぐ、そんな健気なケガレを見守るのは成人したケガレ=ミソギだった。死ぬことに憧れつつもなかなか死ねないダイズ兵のダイズ丸、頭は弱いが枯れ木に花を咲かせる能力を持つハリコナ、誘拐・監禁することでしか女性と一緒にいられないマジシャンらと出会い、過去、現在、未来が交錯する時間のなかで、ケガレは忘れたはずの忌まわしい過去と対決することになる。