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水野美紀、子育て中「人生で一番、不安と孤独を感じた」 役と重ね体験明かす

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子育てを役と重ね体験明かす水野美紀 (C)ORICON NewS inc.

 女優の水野美紀(44)が23日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 坂の途中の家』(27日スタート、毎週土曜 後10:00、全6話※第1話無料放送)の完成披露試写会に出席。子育て中に感じた不安や孤独を打ち明けた。

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 同ドラマで、生後8ヶ月の娘を浴槽に落として虐待死させた罪で起訴された専業主婦・安藤水穂を演じた水野。自身ももうすぐ2歳になる子を育てる母親ということもあり、「自分とリンクする部分もあり、このタイミングでこの役をいただけたのは、とても運命的なものを感じました」と感慨もひとしお。

 「(子どもを)産んで、最初の3ヶ月は本当に大変で記憶もあいまいになるくらい。赤ちゃんを抱えて過ごす夜が長くて、朝が待ち遠しくて、日が暮れてくると、あぁまた夜がくると不安が押し寄せて。(子どもを授かることは)幸せなことだけど、こんなに大変なんだ。子どもと2人でいる時に人生で一番、不安と孤独を感じた」と、舞台あいさつでは珍しいくらい、自身のことを饒舌に語っていた。

 「そういう子育ての大変さ、つらさが描かれているドラマはそうそうないと思っていた。そこに斬り込んだ深いテーマの作品を作ってくれた」と、作品のPRにつなげていた水野。「とんでもないドラマが出来上がったな、と鳥肌がたちました。最後まで観たところで押し寄せてくるものがある」と、作品への自信をにじませていた。

 同ドラマは、角田光代氏の同名小説(朝日文庫)が原作。3歳の娘を育てながら、夫と3人で平穏な日々を送っていた山咲里沙子のもとに、裁判所から通知が届き、「補充裁判員」に選ばれるところから物語は始まる。対象となる事件は、生後8ヶ月の我が子を虐待死させた衝撃的な内容だった。同じ母親として嫌悪感を抱く里沙子だったが、裁判を通して被告の人生に触れ、育児のストレスや夫との関係、義父母からの重圧、実母との確執など、自らの境遇と重ね合わせ、やがて自身の心に眠っていた混沌とした感情に惑わされていく。

 主人公の里沙子役でWOWOWのドラマ初参加の柴咲コウ(37)が主演。主題歌も柴咲が手がけた。舞台あいさつには、田辺誠一(50)、伊藤歩(39)、眞島秀和(42)も登壇。柴咲と田辺が演じた夫婦の娘を演じた松本笑花ちゃん(6)がサプライズゲストとして登壇し、会場をなごませていた。