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マシュー・マコノヒー、ドはまり悪役を熱演 原作者スティーヴン・キングも絶賛

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映画『ダークタワー』で “黒衣の男”を演じるマシュー・マコノヒー

 『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』などで知られる作家スティーヴン・キングの小説を映画化した『ダークタワー』(27日公開)。同作で主人公の前に立ちはだかる宿敵を演じたオスカー俳優マシュー・マコノヒーについて、キャスティングの最終的な判断を担っていたキングは「小説を書いているときに想像していたイメージの通りだったんだよ」と即決したことを明かしている。

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 原作は、キングが1970年代から継続的に執筆し、完成まで30年もの月日を費やした「ダークタワー」シリーズ。主人公の“ガンスリンガー(拳銃を使う名手)”ローランド(イドリス・エルバ)に立ちはだかる宿敵“黒衣の男”をマコノヒーが演じている。

 黒衣の男を演じる候補者としてマコノヒーを最初に挙げたのは、メガホンをとったニコライ・アーセル監督。「黒衣の男の“悪”は、これまでの悪役キャラクターにはないようなもの。ある種の喜びとともに世界を見ているその凶悪さは興味深いよ」と、ダークでカリスマ性のあるキャラクターであることを説明し、その魅力を十分に発揮できる俳優としてマコノヒーを選出した。

 アーセル監督の案に、キングは「僕の中では最初からマシュー・マコノヒーが黒衣の男だった。そう言ってしまうくらい、彼は小説を書いているときに想像していたイメージの通りだったんだよ」と、採用を即決した。

 マコノヒーといえば、ストイックな役作りで徹底的に役に入り込む“カメレオン俳優”として知られている。『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013年)では、エイズに感染した男を演じるため体重を約30キロ減量して臨み、鬼気迫る演技でアカデミー賞主演男優賞に輝いた。翌年には巨匠クリストファー・ノーラン監督作『インターステラー』(14年)で妻を亡くした元宇宙飛行士の主人公を熱演した。

 圧倒的な表現力を持つ彼に、キングが贈った役作りのアドバイスは「笑みを浮かべて世界を操る男だ」というたった一言のメールだけ。キングは「黒衣の男は細身で力強く、カラスの羽のように黒い髪と燃えるような目をしている。その姿を見た人が恐怖であとずさりする、そんなキャラクターとして納得がいくような男がマシュー・マコノヒーなんだ」と、信頼を寄せており、マコノヒーは「そこから個人的に考えたのは、この役側に一度入り込んでみるということだったよ。アニメのキャラクターのような、この世界には存在しない、信じられないもののように捉えて想像を膨らませていったんだ」と、キングからの助言を元にさらなる役作りに挑んだと語った。

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