好調、マルイカ釣り

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 サオ先から微妙に伝わるイカのサワリ、小さくシャープにあわせる。「乗った!」この瞬間が、マルイカ釣りの醍醐味である。

 マルイカ(ケンサキイカ)はゲソもお造りでいける、バター焼きも超ウマイ。ケンサキスルメは高級品である。勝山沖では5月初め、トップ一束オーバーの日もあった。月半ばを過ぎ、日によってムラはあるものの、上で30~40匹と好調な日が続いている。

 千葉日報釣倶楽部会友の鶴岡明氏をさそい、勝山港「萬栄丸」へ、朝がのんびり楽な午後船に向かった。

 12時半に港へ到着。受付を済ませ、しばらくすると午前船が戻ってきた。釣果を聞くと4~27匹。「まあまあの数に期待がふくらむ」。

 釣り人は7人。座は左舷大ドモの好座を確保。右隣に鶴岡氏が着座。岩崎直一船長の操舵で、定刻より早めの河岸払い。この日の気温は24度、汗ばむ陽気だが、海面を吹き渡る風は心地良い。「海は穏やか。絶好の釣り日和。よし、頑張るぞ」とイレ込む当方。

 タックルは、165センチのカワハギ竿、小型のベイトリールにPE1号。アタリを取りやすい直結4本、直ブラ1本の仕掛け。鶴岡氏は直ブラ5本でやっている。オモリは30~40号、水深によって変える。

 ポイントはあっという間の、港から出てすぐの浮島まわり。「水深は37メートル。やってください」。船長のアナウンスでマルイカとのご対面の開始。第一投、底ダチをとり竿先に集中して、ゆっくりとキキ上げる。軽い重み、すかさずあわせる。「乗った!」リーリングして取り込んだのは、20センチのムギイカ、これもウマイ。本命ではないが、幸先のいいスタートに思わず笑みがこぼれる。スッテは上から4本目のレインボーカラーにきた。

 鶴岡氏もリールを巻き上げている。「やっ、強く巻きすぎたか!」。身切れして、足だけがブルーのチビエビスッテに残っていた、残念…。船中何人か型をみたところで、「ハイッ、あげて」「反応が消えたね…」。イカの動きが速いので、船長も魚探とにらめっこの小移動。

 移動直後の一投目が勝負。しかし、この日はイカがスレているのか、腕がわるいのか、スッテに触れる感触はあるものの、あわせても乗らない。抱きついてもすぐ離してしまうのだ。

 その後もポツンポツンの拾い釣りだが、うまい人は一流し2、3回投入している。そろそろ終盤「少し深いところでやります」と、岩崎船長。この移動がよかった「どーぞっ、水深54メートル」。着底と同時に、鶴岡氏の竿が大きくしなり、重そうにリーリングしている。あがったのは22と23センチのムギイカとマルイカの一荷。当方のカメラに収まった。

 午後マルイカの釣果は15~32センチが4~24匹。日報組はふたりともツ抜けならず。また、たくさん釣っている人は直結が多かった。

 岩崎直一船長の話 釣れていれば当分やっています。7月ぐらいまでやれると思います。

 とのことだが、早めの釣行をおすすめします。日報組はしばらく通い、釣技を磨かなければ釣果アップにつながらなさそうだ。(写真と文・小金井考和)

 ※本紙ニュース提供店
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