現代食事考

千葉県栄養士会では第2・第4月曜日午前10時から午後4時まで(祝日は除く)、食生活に関する相談を受け付けています。 電話043(256)1117。


<夏休みの子どもの食事> 栄養バランス考えて 副菜や具だくさんスープも 【現代食事考】

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 子どもたちが楽しみにしている夏休みになりました。学校が休みになると、生活リズムが崩れ、夜遅くまで起きていたり、朝起きるのが遅くなったりします。

 また、コンビニエンスストアやファストフードでお昼を購入する機会が増え、栄養バランスの悪い食事になったりします。コンビニエンスストアなどを利用するときは、組み合わせを少し考えることでバランスが良くなります。

 例えば、お弁当を選ぶ際に野菜類が多く使われているものを選ぶようにし、そのような手頃なお弁当が見つからない場合には、サラダや、野菜を使った副菜と一緒に選んだりすることで、バランスがぐっと良くなります。

 現在のコンビニエンスストアには、サラダや副菜、具材がたくさん入ったスープなども多く並んでいます。おにぎりやパンと一緒に組み合わせる場合にも、お湯を注ぐだけのインスタントスープではなく、副菜や具だくさんのスープを選ぶことで栄養の偏りを防ぐことができます。

 夏休みには、糖分の取り過ぎにも注意が必要です。水分の補給に炭酸飲料やスポーツ飲料をたくさん飲むことは、肥満や虫歯につながります。炭酸飲料は、冷たいことと刺激があることで分かりにくいのですが、砂糖がたくさん含まれています。家にあればどうしても飲みたくなってしまいます。なるべく家庭の冷蔵庫には甘い飲み物は入れずに、お茶などを常備しておくこと。入れる場合には、飲み放題にならないように、小さいサイズのものを入れておくなど、工夫することで飲み過ぎを防ぐことができます。

 100%の果汁も果糖が多く含まれているので、頻繁に飲んでいると虫歯につながるので注意が必要です。飲んだらすぐに歯を磨いたり、磨けない場合には口をゆすいだりして、口の中を清潔にしてあげましょう。

 夏休みは、子どもたちが家庭で料理をする絶好のチャンスです。子どもにとって、お手伝いは生活体験の一つです。野菜を包丁で切ったり、肉や魚を焼いたりすることで、食材や食事への興味を高めることにもつながります。また、親子で台所に立つことでコミュニケーションを取る時間も増えます。作った料理を家族みんなで味わい、家族の役に立てることを実感できれば、自己肯定感も養うことができます。

 子どもたちにとって時間のある夏休みに、ぜひ一緒に料理をする機会をつくってみてはいかがでしょうか。

 (公社)千葉県栄養士会会員 奈良坂早苗

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【残り 1058文字、写真 1 枚】



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