ブータンの幸福を

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 佐久間隆義市原市長様から、私人・公人のお立場で時折お便りをいただく。先日のお便りは「花の季節を迎えて」と題し、市民宛の公文だった。

 内容は、東日本大震災から1年が過ぎ、また桜の花の季節を迎えたことに始まり、本意として、ヒマラヤ山脈の小国「ブータン」では、GNP(国民総生産量)よりもGNH(国民総幸福量)を重視する…と展開する。

 実は佐久間市長様のお便りを手にした晩(3月22日)8時、NHK総合テレビ「地球イチバン」で、世界で一番幸せな国「ブータン」が紹介されていた。

 小国「ブータン」の国民にとり「ストレス」ってなに?という疑問符からオンエアとなる。即ち国民の97%が「いつも幸せ」と答える暮らし向きにとって、俗界の「ストレス」なんてお呼びでない、といったテーマらしい。

 住民の笑顔は共通して穏やかで、安定していて、身内も隣人もその向こうの他人も、共通した笑顔でぬくめ合っている。

 だれが偉いとか偉くないとか、そうした出世欲にからむ意識も見方もないつながりで、だれを恨むこともうらやむこともなく、同じ笑顔でつながり、支え合ってつながっている。

 家畜も野生動物もみんな家族待遇で、その権利も尊重する。例えば飼育する牛の乳も、人間に必要な分だけいただいたら、本来の権利者である子牛に返す。

 テレビ放映の一部に現代版「ツルの恩返し」のコーナーがあった。ツルが飛来する沼地近くの村々が、ずっと電灯なしの不便な暮らしをしていたが、その理由は、沼地周辺に電線を引くと、ツルたちのじゃまになりはしないか、という慈悲心だった。......