2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

舞踊団「若竹」来葉

 民文連(民族芸能文化連盟)舞踊団「若竹」の「ふれあいコンサート」=写真=に招かれた。

 プログラムに「民文連創立40周年記念公演」とあったが、実際の「40周年」は明年のことで、本年はその先駆け、スタートという位置付けか。

 鶴岡啓一千葉市長さんの歓迎挨拶があり、第一部「民謡っていいな! 北から南へ」の幕開きとなった。

 プログラムは『新・ソーラン節』『江差追分』『相川音頭』『沖の大船』『大島あんこ節』『田助ハイヤ節』『鹿児島はんや節』『七月エイサー』『仲里節』『雪の山中』『伊予万歳~松づくし』といった構成。

 トップの『新・ソーラン節』は、幅広の布を海に、手にした細流を波に仕立てて、ゆったりと、大らかに演じ、会場のムードを和やかにする。

 『相川音頭』は、地味な黒を基調にし、編み笠に脇差といった男の旅姿だったが、意外にも、ハイハイハイという明朗な掛け声に乗り、そろったリズム感を見せてくれる。

 『大島あんこ節』は一人が先行し、やがて五人が続く構成。あんこはあねこの転で、伊豆大島の娘っ子。お嬢様でないかわいらしさを、年齢不詳の「若竹」チームが初々しく描出していた。

 『七月エイサー』は沖縄の盆踊り。若い男女が、三味線・太鼓を打ち鳴らしながら家々を踊り歩くというもの。小太鼓、大太鼓を手に、踊り手がアクロバットのような動きで踊りまくる。

 軽快なリズム舞踊を得意とする「若竹」が、ゆっくりとした静けさに挑む『雪の山中』は、雪傘一つを手に、少人数でしっとりと演じる。

 『伊予万歳』はステージいっぱいの曲技式舞踊。松の図案の扇子を、頭に一本、両手に一対、それを総出演の「若竹」チームが、池の松、庭の松、下がり松と、十種類の松変化(へんげ)を、ポーズを決めながら描出していく。会場は興奮のるつぼ。

 第二部は、藤堂輝明さんと根本美希さんによる歌のコーナー。根本美希さんは、伸びのある美声で『望み遥かに』を朗唱した。

 藤堂輝明さんは、名の通った民謡歌手だが、今回は「歌手生活45周年記念」と銘打ち、メモリー曲『男の大地』を披露した。その高音には感動を呼ぶ張りがあり、小節には浪曲調の語りがある。トークも楽しいし、やはりエンターテイナーである。...


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